2-1自分の形と物語をみる①

「自分の形と物語をみる」って言われてもどうみるのか?
実はたくさんヒントは出ています。

そのヒントは感情や気分といった心の動きで発見できます。
心は運命のヒントを探すセンサーなのです。
何が好きで、何が嫌いで、何が気になるのか?
心の動きを追いかけていくとヒントは見えてきます。

心が動いたということは、そこに自分の運命のヒントが隠れています。
小さい子供に「好きに遊んでいいよ」と伝えると
心のセンサーに従って、それぞれ好きなことを始めます。
絵を描きたい子、外で遊びたい子、歌いたい子…
それぞれの自分の運命の形を磨き始めます。
そして ワガママな子は喧嘩してしまったり
恥ずかしがり屋の子はうまく言い出せなかったりと
自分の形の歪な所に 摩擦が起きて成長していきます。

心のセンサーに従い、良いと思うことをやってみる、
そして失敗して成長していく。
いつの時代でも どんな国でも それは変わらないこと。
大人になっても変わらず同じことなのです。

ちょっとやってみたいなと思う仕事や趣味などをやってみる
そこに 縁が生まれて 出来事が起きて 摩擦が生じ 成長していく。

大人になると世界はとても複雑になってしまって
分からなくなるコトがありますが本質は同じコトなのです。

趣味や仕事を選び 日々を過ごし 失敗して 成長していく。
誰かを好きになり 共に過ごし 喧嘩して 成長していく。

心のセンサーを使ってよく見ていくと、いつも同じようなコトで
心を動かし、嬉しくなったり 悲しくなったり 怒ったり していると
気付いていくコトができます。
そこに自分の運命の形や物語が見えてくるのです。